• 2023/11/16

    第2回地域交流フェスin湊川公園の開催決定

    開催を実施しみなさんからご好評だった地域交流フェスin湊川公園の2回目を実施することが決定致しました。

    当日は、災害ボランティアの体験や車両展示があり子供さんも楽しめるイベントとなっておりますので是非ご家族で足を運んでみてくださいね。

    イベント詳細

    開催日:2023年12月10日(日)

    開催時間:10:30~16:00

    開催場所:湊川公園(兵庫県神戸市兵庫区荒田町1丁目20−1

     

     

  • 2023/09/15

    HAT神戸は大丈夫?地震が来たら汚染土が出てくる可能性はないの?

    神戸市の東部の街として開発されたHAT神戸。

    1996年に着工し1998年に供用が開始されました。今では兵庫県立美術館、防災センター、ショッピングモール、映画館、小中学校、住宅とひとつのまちとして大きく発展し25年が経過した今でもきれいな街並を楽しむことができ、神戸でも人気のエリアのひとつとなっています。

    そんなHAT神戸ですが、開発される前までは鉄を製造する神戸製鋼所等があったため土壌の汚染が心配されます。(製鋼所は鉄の製造過程で有害物質が発生する可能性があります)そんなことを聞くと

     

    • 自分の子供が通う学校は安全なの?
    • 自分が住んでいる土地は大丈夫なの?
    • もし神戸の土地が汚染されているんだったら神戸市の税金で処理するの?
    • でも税金ってそもそも私たちのお金だよね
    • なぜ神戸製鋼が汚した土地を私たちのお金できれいにするの?

    などなど多くの疑問が出てきます。

     

    今回は、HAT神戸の土壌汚染の現状と30年以内の発生確率が70~80%といわれる南海トラフ地震が起きた場合どんなことが予想されるのかも合わせて紹介していきたいと思います。

    【この記事ではこんな事が分かります】

    • HAT神戸の土に有害な物は入っていないのか
    • もし今後地震が起きた際はどうなるのか
    • 神戸製鋼はどんな会社なのか
    • 行動したいけどどうしたらいい?

    HAT神戸の土は無害なのか?

    結論からお伝えするとHAT神戸の土には有害な物質が含まれます。

     

    HAT神戸には神戸市立なぎさ小学校がありますが、過去この小学校を建設するために調査を行ったところ有害物質が検出されたという経緯があります。

    引用: 産経新聞

     

    ちなみに神戸市立なぎさ小学校の土壌に限っては、入れ替えや洗浄など必要な対策を神戸市が税金で行っているので安心です。

    しかし一般企業(神戸製鋼)が汚した土地を私たちのお金(税金)できれいにするっておかしいいですよね。

    HAT神戸から出たことのある有害物質

    土壌から最大で基準値の10倍にあたる鉛

    地下水からは、最大で基準値の41倍となる有機化合物「テトラクロロエチレン」・ 最大で基準値の1・5倍の発がん性がある「クロロエチレン」

    このような有害物質が検出されたといった過去があります。

    では、このような物質を接種するとどのような症状が出るのでしょうか。

    鉛の中毒症状

    人格の変化、頭痛、感覚の消失、脱力、口の中の金属味、歩行協調障害、食欲減退、嘔吐、便秘、けいれん性の腹痛、骨や関節の痛み、高血圧、 貧血などがあります。腎臓の損傷が、しばしば無症状のうちに発生します。

    南海トラフ地震で予想できること

    神戸市民であれば経験したことが多いと思うのですが、地震が発生すると様々な被害が発生します。

    地下の土が関係する被害でいうと活断層に沿って断層のずれが発生。また、埋立地であればある程度の揺れで液状化現象が起き地下の土が地上に上がって来ます。

     

    つまり南海トラフ地震が発生すると地下の土や水が地上に露出することになります。この土や水がもし汚染されているのであればその汚染は地上に広がることになります。HAT神戸はまさにこのような事が起こる可能性がある土地だといえます。

    なぜHAT神戸の土から有害物質が出てくるのか?

    HAT神戸にはもともと神戸製鋼所等の製鉄会社がありました。神戸製鋼はこの土地で鉄を造っていたのですが、製鉄は製造の工程でどうしても有害物質が発生することが多く、管理を徹底していてもそれが土壌に浸透してしまいます。また、管理不足や事故などで有害物質が工場の敷地外へと出てしまうことも多々あります。

    【直近で発生した製鋼関係の有害物質の事故】

    他の製鋼所はどうやって対処しているの?

    自社の土地が汚染されてしまった場合の他の製鋼所がとっている対応は大まかに二つに分かれます。

     

    工場の敷地が有害物質で汚染された場合の対応 売却せず自社の社屋や寮を建設し土地を保有し続ける。汚染土を一度すべてきれいにしてから売却する。どの会社も責任をもってしっかり管理していることがうかがえます。

    しかし、HAT神戸に関しては神戸製鋼が神戸市へこの土地を売却したときは阪神淡路大震災直後といったこともあり土壌汚染問題に関してはあいまいなまま持ち主が移ってしまったという背景があります。

    神戸製鋼ってどんな会社?

    一見すると阪神淡路大震災後の復旧のさなかに復興住宅の建設予定地がないといった問題を解決する為に自社の土地を神戸市に売却するといった英断をしたとても良い会社だといった見方ができます。(私も最初はさすが神戸製鋼。神戸市のために協力してくれたんだと思っていました。)

     

    しかし、有害物質で汚染されて処分に困っていた土地を地震のどさくさに紛れて神戸市に押し付けたといった見方が正しいように思われます。またこの土地を受け取った神戸市自身にも十分な土壌調査をせずに街を造ったといった大きな責任があります。

    神戸製鋼が起こしている環境問題

    『いやいや神戸製鋼はそんな悪い会社じゃないよ』

    『地元神戸で頑張ってくれてるよ』

     

    そういった思いを持っている方もいらっしゃると思います。もし、あなたがそう思っているならもう少しだけ読み進めてみてください。

    神戸製鋼によるスラグによる土壌汚染

    鉄の製造時にはスラグといったゴミが出ます。これをゴミとして捨てるには相当な金額が必要になります。つまり鉄を造ってもあまり儲からなくなってしまいます。

    しかし、このゴミがゴミでなくなればどうでしょう?単純にゴミ代が減りその分儲けも大きくなりますよね。 神戸製鋼はこのようにスラグをゴミとしてではなく、道路などをつくる製品として販売するようになりました。

     

    しかし、どこまでいってもゴミはゴミ。製品として販売されたスラグは水を強アルカリにしてしまうといった性質を持ちます。 ですのでこのスラグは水に濡れないようにアスファルトやコンクリートの下にしか使用できないといった決まりがあります。

    しかし、神戸製鋼はスラグが地下水の通り道に使われることを知りながら大量に販売し湧き水を強アルカリにしてしまいました。神戸市もこれには許容することができず水処理施設の設置をする指導をしています。

    一見すると鉄の製造過程で発生するゴミを有効活用しているように見えますが、環境に負担をかける有害なゴミを見せかけだけ変えて私たちの土地に不法投棄しているのと変わりません。 このように汚染されてしまった土壌は誰が元に戻してくれるのでしょうか?これも税金でするのでしょうか?税金は元を正せば我々の納めたお金です。

    なぜ一企業の後始末を我々がしなければいけないのでしょうか?これはどう考えてもおかしいですよね。

    誰に伝えればいいの?

    神戸製鋼がしていることをしると自分の街が汚染されないか不安になってしまいます。

     

    『怖いので一度しっかりと調査をしてもらいたい』

    『神戸製鋼がしていることはおかしい!』

    『土地を汚さないで欲しい!』

    『一企業のしたことに対して勝手に税金で処理するなんて許せない!』

     

    でも、実際一人ではどこに思いを伝えればいいのか。どんな行動をとればいいのか分かりません。

     

    【一般社団法人ひょうごまち再建】ではこういった声を神戸市や神戸製鋼に届けるために署名活動をしています。あなたが少しでもこういった現状を変えたいと思うようでしたら署名で声を上げることで自分たちの街、水、土地、を守る一歩になります。

    署名用紙

    署名用紙

    こちらの署名用紙を出力し手書きで署名をお願い致します。書いて頂いた署名は用紙は写真データかPDFデータにして頂き下記アドレスまで送付をお願い致します。また署名用紙に記載のFAX番号でも受け付けをしております。

    【送付先メールアドレス】

    info@hyogo-ms.jp

    お送り頂いた署名は当団体で大切に保管させて頂きます。

     

  • 2023/08/25

    京都府舞鶴市 久田美川の越水による久田美地区への災害ボランティア活動報告

    災害の発生規模

    京都府舞鶴市の久田美地区では、14日夜、地区を流れる久田美川から水があふれ、床上などの浸水被害を受けた住民が自宅に流れ込んだ泥をかき出す作業などに追われています。舞鶴市によりますと、15日の午前1時ごろ、久田美地区を流れる久田美川で、上流から流れてきた流木などが橋でせき止められたため、川の水位が急激に上昇し、水が住宅地にあふれ出しました。

    引用:NHKニュース

    ひょうごまち再建でのボランティア活動内容

    ひょうごまち再建では、2023年8月24日と25日の2日間にわたり現地で災害ボランティアをさせて頂きました。

    活動内容

    民家の敷地内に堆積した泥の撤去

    ボランティア参加状況

    2日間で7社からボランティア活動の参加をして頂き総勢32名で現地の復旧作業をさせて頂きました。

    ボランティア活動状況

     

     

     

     

     

     

    現地の方々からは優しいお気遣いを頂き安全にボランティア作業をさせて頂くことができました。また活動させて頂いたお宅の方にも大変喜んで頂き当団体がお役に立つことができ大変うれしく思っております。

    ひょうごまち再建は、災害に遭われた方が一日でも早く日常生活に戻れることを願っております。

     

     

  • 2023/05/10

    兵庫・伊丹市の天神川の越水被害へのボランティア活動報告

    災害の発生規模

    2023年5月8日に兵庫県伊丹市の天神川が大雨により越水し、同市荒牧6丁目の828世帯2088人に避難指示が出る災害が発生しました。

    被害状況の詳細(産経新聞記事)

    ひょうごまち再建のボランティア活動

    ひょうごまち再建では、2023年5月8日午前7時より現場状況の確認を行いボランティア活動を行いました。

    【活動内容】

    • 民家の敷地内に堆積した泥の撤去
    • 高圧洗浄車による清掃

    現地では、地域の方のお気遣いもあり、スムーズにボランティア活動をさせて頂くことができました。

    ボランティア活動状況

     

     

     

     

     

    ひょうごまち再建は、災害に遭われた方が一日でも早く日常生活に戻れることを願っております。

     

     

     

  • 2023/01/17

    1月17日震災の集い

    私たち神戸市民にとって1月17日は忘れてはいけない日です。

    ここ数年コロナの影響により規模を縮小した中行っていたのですが、今年はコロナの影響も少なく昨年より規模を大きくしての開催となりました。

    震災から28年目を迎えてもあの時の記憶が薄れないように追悼と鎮魂を込めて震災を知らない世代にも語り継がれて行くことを願ってます。

    災害は起こらないことがベストですが、いつ何時被災者になるかわからないことを踏まえ普段から備えておく大切さを改めて考える日でもあります。

    風化させないことを誓い亡くなられた方々に追悼を込めて祈ります。